仕事で大切なのは責任か夢か | 人材・組織開発の最新記事(コラム・調査など) | リクルートマネジメントソリューションズ
https://gyazo.com/074947fc590f3e4f68ec7a43175b0a26 https://www.recruit-ms.co.jp/issue/column/0000000155/
心理学では、「制御焦点理論;regulatory-focus theory」(Higgins, 1997, 1998)という理論が提唱 「人は快楽に接近し、苦痛を避けるように動機づけられる」とする「快楽原則」
なにそれ超いいじゃん。
しかも人だけじゃなくて、多くの動物にも見られるらしい。
利得を得ることを志向する際の「促進焦点」
と
損失を回避することを志向する際の「予防焦点」
同じ快の状態であっても、促進焦点のときは嬉しさや高揚感といった強い快の感情を経験しますが、予防焦点の場合は安心や安堵を感じます
不快な状況の場合、促進焦点では落胆や悲しみを感じますが、予防焦点では脅威や焦りといった強い感情を感じます
自分のよく用いる制御焦点と同じ制御焦点の目標の方が、異なる制御焦点の目標よりも受け入れやすい
なるほどー!そりゃそうだ。
価値があると思う結果につながるときほど、またその結果を得られる期待が高いときほど動機が高まる
Shah & Higgins (1997)では、期待価値理論は促進焦点のときのみ当てはまる
https://gyazo.com/1af515efbb3152eefa350365c42d1087
へー!いいね。
Lockwood, Jordan, & Kunda (2002) は、促進焦点の人にとっては当該分野で成功をおさめたポジティブなロールモデルが、予防焦点の人にとってはその分野で失敗したネガティブなロールモデルが、それぞれ動機を高める
ポジティブが利かない予防焦点ほんと草。
これ子育ても促進焦点に慣れさせたほうがいいじゃん。 Van-Dijk & Kluger (2004) の研究では、研究の参加者になぜ自分が今の仕事を選んだかを書かせて、その記述をもとに職業選択理由における促進焦点群、不確定群、予防焦点群に分けました。また、この参加者の仕事を「芸術的・探究的な仕事」と「慣習的・現実的な仕事」に分け、前者を促進焦点を必要とする仕事、後者を予防焦点を必要とする仕事としました。参加者はネガティブなフィードバック(課題に失敗した)を受けたシナリオか、ポジティブなフィードバック(課題が非常にうまくいった)を受けたシナリオを読み、次に向けてどのくらい頑張るかを回答しました。
促進焦点の人にはポジティブなフィードバックが、予防焦点の人にはネガティブなフィードバックが、今後への動機づけを高めたことが示されました
結果ちゃんと出てる。
促進焦点の人でのみ、同じ促進焦点の他者といることで動機づけが高まることが、Righetti, Finkenauer, & Rusbult(2011)の研究で示されました。一方で予防焦点の人にとっては、同じ予防焦点の他者も、反対の促進焦点の他者も動機づけには影響を及ぼしませんでした
これもほんと草。
予防焦点の人は促進焦点の人と比べて他者からの情報提供やアドバイスを求める傾向が弱い
予防焦点の人は他者の制御焦点がどちらかを正しく認知していなかった
予防焦点型の組織が、変革型の組織文化を形成したいと思う場合、促進焦点の人間を新たに採用して職場に配置したとしても、すでに予防焦点で働いている従業員からは望むような効果は得られない まず、仕事の進め方や評価を促進焦点に沿ったものに変えることが必要
https://gyazo.com/cf9e69f48b5d6e14ca9ea49421598a89
促進焦点に機能チームをさせたときのパフォーマンスの低さよwww